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リサイクルポート山ノ内見学会「サタデー見学会2009・パート1」

リサイクルポート山ノ内見学会「サタデー見学会2009・パート1」 リサイクルポート山ノ内見学会「サタデー見学会2009・パート1」 リサイクルポート山ノ内見学会「サタデー見学会2009・パート1」

 8月1日(土)、今年の一回目のサタデー見学会を行いました。連日戻り梅雨のように雨が続いていましたが、この日は見学にはちょうどいい夏空。
 低学年の小学生とその親御さんを中心に19名の参加者がありました。
 10時過ぎのバスで到着した皆さんは、まず30分ほどリサイクルポート山ノ内の施設内見学をしていただきました。

 説明役の所長がマイクで、回収された古紙・古布の選別、加工、出荷の工程を話し、ビニール袋に入った「その他の紙」をその場で広げ、洗剤の箱などの禁忌品(きんきひん:リサイクルに不向きな物の総称)が製紙の原料に向かないこと等を説明いたしました。
 ビデオカメラで見上げるように古紙のプレスを撮影しているお母さん、所長の話を一生懸命にメモに取っている男の子。皆さんとても興味深く見学をしていただきました。

 施設見学が終わり岸壁で記念撮影をした後は、2階会議室で事務局職員から「資源とごみの分別体験」です。ここでは、実際に家庭から出る資源物やごみをG30に沿って分別もしてもらい、1品目ずつ説明をさせていただきました。
 普段は次に「リサイクルの国際化」の話をしているのですが、今回は小さなお子様が多かったので、当組合で制作した「未来を生み出すリサイクル」(暮らしの中から出る資源物(古紙や空き缶等)が、どのようにリサイクルされているかを映像で紹介しているビデオ)を使っての説明をいたしました。
 私は、久しぶりにビデオを見ましたが、回収された牛乳パックがトイレットペーパーになる工程など、資源物が原料から製品になる課程がとても分かり易いと改めて思いました。

 最後に簡単な試験(クイズ)を行い皆さん無事に講習合格です。
 小学生のひとり一人に「もったいない達人認定証」を手渡すと、どの子も嬉しそうにニコニコしていました。
 帰り際にあるお父さんが、「化粧品のびんは缶・びん・ペットボトルの日に出してはダメだったんですね。知らなかった」と私にぽつんと言いました。私は「そうですね」と返事しましたが、心の中で「あ、そうだった」と。今回は改めて自分の勉強にもなりました。
 この日集まった人数は少なかったですが、こういう草の根的な運動が、我々の業界を市民に理解していただく良い場なんだなと思いました。


日時平成21年8月1日(土)
参加者数19名(成人9、高校生1、小学生9)
施設説明リサイクルポート山ノ内所長 小笠原
講師事務局 西崎
スタッフ宗村副理事長、工藤広報企画委員長、事務局