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海外のリサイクル事情

本誌203号でアメリカ・ノースカロライナ州やニュージーランド、香港のリサイクル事情をお知らせしたところ、大きな反響をいただきました。 「あの国を知りたい」「あそこはどう?」と、リクエストが次々に舞い込んで嬉しい悲鳴。そこで今回は、リサイクル分野で先進的なドイツと、 環境分野での躍進を目指す韓国にスポットをあてました。

韓国

ソウル市在住 ファン 潤珠ユンジュンさん(30代)にお話を聞きました。

どんなものが資源物としてリサイクルされていますか?

リサイクルする資源物は、プラスチック(ペットボトルや洗剤、シャンプー等の容器)、ビニール
(プラスチック製の袋やフィルム類)、古新聞、雑誌、缶、びん、古着などです。


具体的に、分け方と出し方をおしえてください。

韓国では1995年からごみ袋をスーパーで買って出します。

焼却用専用ビニール袋の金額/3市比較(W=ウォン 1W=0.07円 12/14現在)L=リットル)

5L 10L 20L 50L 100L
ソウル W80~120
(約6~8円)
W160~220 W320~400
(約22~28円)
W850~1,050 W1,600~2,100
(約112~147円)
インチョン W100~160
(約7~11.2円)
W190~310 W370~620
(約26~43円)
W920~1,540 W1,800~3,070
(約126~215円)
プサン W220
(約15円)
W430 W850
(約60円)
W2,070 W4,090
(約286円)

生ごみと焼却廃棄物の袋

基本的な分別方法や出し方は市や町によって異なりますか?

町によって回収する日や曜日は異なりますが、だいたいは下記のように決まっています。

分別方法と出し方
区別 出し方 出す場所など 回収
焼却廃棄物 焼却用専用ビニール袋
(地域によって異なる
一般住宅→日の入り
毎日
生ごみ 異物や水分を取ったあと
、専用ビニール袋または
専用容器に排出
決まった容器 毎日
リサイクル 品目別に分けたり、透明
ビニール袋に入れて出す
家の前の決まった置き場(容器
)や、共同住宅のごみ置き場
週に1度
粗大ごみ 品目別にシールを買い、
貼って出す(家具類およ
び家電製品など)
随時 申込日

共同住宅のごみ置き場 生ごみ入れのボックス

びん・古紙・金属・プラスチックについて
缶・びん・ペットボトルは、ふた、ビニールのラベルなどを外し、中に吸がらやガム、残りものがないように
きれいにして、できるだけつぶして出します。
韓国では空きびんをスーパーなどに持っていくと一つ30ウォン(約2円)から50ウォン(約3・5円)
もらえます。空きびんなら何でも大丈夫です。詳しくはわかりませんが、びんの大きさや重さによって
もらえる金額は少しずつ違います。
また、新聞、雑誌、紙箱などの紙類は1キロあたり50ウォンくらい、鉄類は70ウォン(約5円)くらい
もらえますので、それだけを回収するリサイクル業者もいます。
びんやペットボトルなど、リユース(再使用)する容器の話を聞いたことはありますが、実際見たことは
ありません。
プラスチックはプラスチックの原料や、アンモニアなどの化学原料、製鉄所で利用するコークスなどに
利用されています。

びん類の白い入れ物 プラスチック・缶類・ビニール入れ

古紙について
紙類は一般的には各置き場(家の前)に出します。
紙類はリサイクル選別場で分類されトイレットペーパー、ノートなどにリサイクルされています。
食品などで汚れているものは、リサイクルしないで燃やします。リサイクル方法が紙によって違うので、
牛乳パックはふつうの古紙とは分けます。

衣類回収箱/>

金属類について
きれいにして、金属の部分だけ出します。
スプレー缶は、プラスチックのふたを外して
安全なところに穴を開けて出します。

テレビ、冷蔵庫、冷凍庫、洗濯機、エアコン、パソコンなどについて
韓国でも粗大ごみは手続きが必要です。
粗大ごみは有料で、各地域の庁舎に
捨てる日や時間を電話やインターネットで
申し込みます。
費用は重さによって異なりますが、
1つ1,000ウォン(70円)から10,000
ウォン(700円)くらいします。


※写真は全てソウル市の鐘路チョンノという地区で撮影