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出前講師日記「六ツ川台あいの会」(南区)

六ツ川台あいの会

今日は南区六ッ川地区の方々にリサイクルの出前講師。新聞報道にもあったように、平成17年4月開始予定の全市10品目15分別を今年10月より6区先行で行う区の中に南区も入ってくるかもしれないので、今モデル地区で利用されている分別冊子を見てもらうと「え~こんなに細かく!!」と歓声?!?!プラスチック容器包装は慣れるまで大変ですが頑張りましょう!!からスタートです。
今回はビデオも併せて見てもらいました。古紙が回収され、ビニール紐や茶色い紐を切って選別している場面が映った時、「大変ねぇ~」と声が上がっていました。牛乳パックから出来ている白い紐「小結くん」を紹介したら、実際に利用している人がいました。しかし、
「太くて縛りづらく、堅くて、扱いづらい」と声が・・そこで、ビニールは紙に戻らない、茶系の紐はダンボール等の同系色に戻す、白い紐は家庭から排出される新聞・雑誌を縛っても、切ることなく製紙工場へ持込みでき、また切っても新聞・雑誌と一緒に出来るのですと。そして牛乳パックから製造しているのでフィット感は若干劣るが、牛乳パックから紐を作る事によって、ごみを作らず分別作業等の工程も減らすことが出来るので是非利用継続をお願いしました。
理解と納得はしてもらいましたが、製品提供の際にもっと「製造目的」を周知する事も必要だなと感じました。たかが「紐」ですが、無駄を省きコスト低減を図る事と、利用する側の感触は必ずしも一致しない事の証明です。そして、排出者に不便を感じさせない工夫を怠らない努力をしていく事が、まだまだ不足していると実感。
小さな事柄ですが、自己満足に陥らない有難き意見です。


日時平成16年2月21日(土) 10:00~12:00
場所六ツ川台団地 集会室
テーマ「資源物の行方?」
参加人数六ツ川台あいの会 12名
出前講師横浜市資源リサイクル事業協同組合 武松昭男